ハイボール - 買うべきか、作るべきか
ハイボールのコストとリターン
以前、お酒の価値についての記事を書きました。
この記事では、ウイスキーまたは甲類焼酎のお徳用ペットボトルが一番お得であるとの結論になりました。
これらのお酒をストレートで飲んでも十分満足できる人もいるかもしれませんが、もの足りないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、ウイスキーと炭酸水を使って簡単に作ることができるハイボールについて考えてみます。
なお、この記事では「サントリー 角ハイボール」をベンチマーク(目安となる比較対象)とします。
ハイボールのリターン
アルコール
ハイボールの価値は何でしょうか。まずは、当然アルコールですよね。
サントリー 角ハイボールのアルコール度数は7%です。
炭酸
そしてハイボールですから、ストレートの飲み方では得られない炭酸飲料ならではの価値として、刺激や清涼感があります。
飲み方
ストレートでは主に食後酒としてチビチビ楽しむウイスキーですが、ハイボールはビール代わりにゴクゴク飲める食中酒として楽しむことができます。
お風呂上がりにも良いですね。(汗をかいたら十分に水分を摂りましょう)
ヘルシー
また、ビールでは糖類、プリン体が気になりますが、ハイボールであれば気にしなくても良いのもポイントです。
文化
サントリー社の調査でハイボールなどのRTD(Ready to Drink、チューハイ・ハイボールなどの缶飲料)の消費が拡大している様子が伺えます。
現代の生活や嗜好にあった飲み物と言えそうです。
ハイボールのコスト
RTDハイボールのコスト
RTDとしてのハイボールは、そのまま価格を考えれば良いですね。
「サントリー 角ハイボール 350ml」はAmazonで1缶あたり176円でした。(価格は変動します)
自作ハイボールのコスト
ウイスキーと炭酸水 350ml缶で作ることを考えます。
炭酸水 350mlは、Amazonの最安で1缶あたり53円でした。
これにウイスキーを入れてアルコール度数7%にします。
乱暴な作り方ですが、缶に直接ドボドボとウイスキーを入れれば手間はゼロです。
ウイスキーは、「サントリー 角瓶」を使います。
350mlの炭酸水に「角」74mlを加えるとアルコール度数7%のハイボール424mlができます。「角」74mlは、約157円ですので、53円を足して210円になります。
これを350mlあたりに直すと、210 × 350 ÷ 424 = 173円となります。
最安ハイボールのコスト
西友での価格を調べてみると、プライベートブランドの炭酸水が1缶37円で売られています。
また、ウイスキーも最安の「宝酒造 キングウイスキー 凛」(アルコール度数37%)を使います。
これらを使って、先ほどと同様に作ります。「キングウイスキー 凛」は、アルコール度数37%ですので82ml、56円分が必要です。
350 + 82 = 432ml で、37 + 56 = 93円。350mlあたりで76円です。
まとめ
ハイボール350ml 1缶あたりで、
という結果になりました。
手軽に飲みたいなら1(買う)、安さを求めるなら3(作る)ということになるでしょうか。あえて2をやる意義はなさそうです。
ビールや他のRTDに比べて、コスト的にも良く、糖類・プリン体ゼロであるという点を考えると、それらの代わりに飲むことを検討してみてはいかがでしょうか。
おまけ
やはりハイボールには氷を入れたいという方も多いでしょう。
氷は、約100g = 約10円 程度のコスト増と考えれば良いでしょう。
こちらの記事も参考にどうぞ。